地獄の-10
『 地獄の逃避行 』 1973年
マーティン・シーン主演の実際にあった連続殺人事件を基にしたロードムービー
~失業中の青年キットは若い娘ホリーに恋をした。しかし父親に猛反対されて銃で娘の父親を殺してしまう。2人であてのない逃避行の旅に出るのだがゆく先々で危険を感じると次々に人を銃で殺すキット。いつしか国中に知られるような凶悪犯罪者になっていった・・・
映画の内容は彼女の語りで綴られるドキュメンタリータッチ?のロードムービー。最初は主人公の男が簡単に人を殺すなど内容的に恐ろしく嫌な気分になってくる・・・しかし彼自身は至って普通の人間なのである。
しかし、、、なんなんだろう・・・
凶悪犯罪のはずなのに、この清々しいラストの感じは・・・爽快感!?
清々しい気持ちになってはいけないと思うけど引き際がよくて後味がいい映画・・・
それに映像も迫力のあるシーンとかアメリカの広大な大地の映像などしっかりとフィルムに焼きついているように感じた・・・
観た甲斐があったと思わせてくれた・・・
私が考えるキャッチ・コピー?
「 果てしない荒野へ
あの山まで行こうと決めたっけ・・・
朝焼けを見るとまた勇気が湧くんだ・・・
君は僕がジェームズ・ディーンに似ているって言ったっけ
僕は嬉しく微笑んだのさ・・・ 」
ちょっと彼の気持ちになって考えてみました・・・
by zennari | 2007-10-30 17:45 | DVD